アジア・大洋州5大学連合(AOFUA)サマーキャンプ
本サマーキャンプは、2019年度より開始したプログラムで、アジア・大洋州5大学連合加盟5大学の学生が国際交流を通じて異文化理解を深めながら、課題解決の手法を学び、それを実践出来る人材になることを目的として行われるものです。2019年度は、本学世田谷キャンパスおよび八ヶ岳山荘にて実施しました。本学講師陣によるセミナーや東京丸の内地区でのフィールドワークのほか、山梨県北杜市にある八ヶ岳山荘にて、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)常務理事の岸本昌子氏を講師にお迎えし、ワークショップ等を行いました。
ワークショップの様子①
ワークショップの様子②
集合写真
集合写真
学生メッセージ
私はAOFUAサマーキャンプに参加したときに、SDGsの持続可能な社会デザインについて、5カ国の大学生が集まり、議論,提案、プレゼンテーションを経験しました。その時私が強く感じたことは、5カ国の学生皆一人一人が学ぶことに関してとても意欲的で、自国はもちろん他国の社会問題にも関心があり、さらに自分の意見を強く持っていて主張できるということです。サマーキャンプは普段日本で過ごしているだけでは得られない刺激ばかりで驚いたと同時に焦りを感じ、私もアジアのその意欲的な環境の中に混じって学びたいと思いました。予想もしない出来事があるのだろうと想像するだけで楽しみです。
プログラム参加者 都市生活学部 都市生活学科 2年(当時)
若手人材交流プログラムでの海外大学との交流
国立研究開発法人「科学技術振興機構(JST)」が日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業の一環として2024年度から開始した若手人材交流プログラムを活用し、特に本学と交流協定のあるASEAN諸国の大学と研究交流を積極的に行っています。1年間を通じた双方向の研究交流(本学からの派遣・本学への招へい)は、国際共同研究を担う人材の育成に寄与しています。
若手人材交流プログラム
2024~2025年度
実施学部
ASEAN側大学
プログラム名
交流計画実績詳細
理工学部
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院(MJIIT)
マレーシア
グリーンスローモビリティの普及に必要な安全性を向上する制御技術の開発
都市生活学部
マレーシア工科大学(UTM)
マレーシア
気候変動社会における都市環境改善に資するアクティブ技術とパッシブ技術の相互補完によるグリーンインフラ構築に向けた未来志向の学術交流
さくらサイエンスプランプログラムでの学生受け入れ
~持続可能な世界創造のための国際的な科学技術交流~
国立研究開発法人「科学技術振興機構(JST)」が全国の大学から募集して行っている「国際青少年サイエンス交流事業」(通称、さくらサイエンスプログラム)を利用して、主にアジア地域の学生との科学技術交流を積極的に進めています。本学の理工学部・情報工学部・環境学部・都市生活学部を中心に、主にアジア地域の学生を受け入れ1~2週間の研修プログラムを行っています。学生を受け入れた研究室では、本学の学生と一緒に実験や研究活動を行い、最終日の発表会や課外活動、懇親の場を通じて交流を行っています。
国際青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」
2025年度
ジョモケニヤッタ農工大学
ケニア共和国
工学部
サストラ大学
インド共和国
大同大学
台湾
2024年度
環境学部
カントー大学(CTU)
ベトナム社会主義共和国
2023年度以前はこちら
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
タマサート大学シリントーン校(SIIT)「創造し具体化する―問題解決能力を育む―」工学部の機械システム工学科、医用工学科、エネルギー化学科と知識工学部の情報科学科の2学部4学科
大連理工大学「流体工学、材料力学、機械力学、内燃機関工学、機械材料、表面加工の各研究室の指導で実験や解析実施」工学部機械工学科
大連交通大学 知識工学部情報科学科
韓国江原大学校「プラズマを用いた表面処理、ナノカーボン材料(カーボンナノチューブやグラフェン)の医療応用」工学部医用工学科
韓国梨花女子大学「Workshop on Habitat Evaluation Procedure for Environmental Impact Assessment」環境学部環境創生学科
中国東北財経大学「日本式セル生産に関する共同研究」環境学部
インドサストラ大学「医療機器や生体計測などの実習・実験」工学部医用工学科、工学部機械システム工学科、電気電子工学科、知識工学部情報科学科
マレーシア日本工科院(MJIIT)「課題解決型学習」工学部機械工学科・機械システム工学科・医用工学科・知識工学部情報科学科
タイ王国キングモンクット工科大学(KMUTT)「日本のICT分野の最先端を体験する」知識工学部情報科学科,情報通信工学科
泰日工業大学(TNI)「学生フォーミュラ車両を題材にして、自動車工学を学ぶ」工学部機械工学科
協定校からの交換留学生の受け入れ
本学では海外大学や海外の研究機関、企業などから様々な研修を受け入れています。<実績表>
2025年度後期~2026年度前期
パリ・ラヴィレット国立建築大学
フランス共和国
2名
オスロ建築デザイン大学(AHO)
ノルウェー王国
2名
2025年度後期
スウェーデン王立工科大学(KTH)
スウェーデン王国
2名
台湾・国立中央大学
台湾
1名
台湾・大同大学
台湾
1名
バンドン工科大学
インドネシア
1名
マレーシア日本国際工科院(MJIIT)
マレーシア
3名
2025年度(前期・後期)
パリ・ラヴィレット国立建築大学
フランス共和国
1名
東国大学
大韓民国
1名
2025年度前期
インド工科大学ハイデラバード校(IITH)
インド共和国
4名
タマサート大学(SIIT)
タイ王国
1名
マヒドン大学
タイ王国
4名
マレーシア日本国際工科院(MJIIT)
マレーシア
4名
大同大学
台湾
1名
1名
1名
※1 アジア・大洋州5大学連合(AOFUA)
2023年度前期以前はこちら
※1 アジア・大洋州5大学連合(AOFUA)※2 オンラインでの受講※3 2名入国・5名オンラインでの受講
海外大学、機関からの研究生、研修生受け入れ
オーストラリアNew Colombo Planの受入れ
新コロンボ計画はオーストラリア政府による重点的な取り組みのひとつであり、地域で学ぶオーストラリア人学生の留学やインターシップへの支援を通じて、インド太平洋地域についての造詣を深めることを目的としています。本学では、2015年より定期的に受入れを行っています。
<実績表>
2025年
エディスコーワン大学(ECU)
15(GLP)※1
・日本語体験教室・日本歴史ツアー鎌倉・東京文化ツアー両国浅草散策・日本科学未来館見学・インターンシップ
2024年
エディスコーワン大学(ECU)
19(GLP)※115(ENG)※2
10
※1 Global Leadership Program (GLP):国際社会におけるリーダー育成※2 Engineering Program (ENG):エンジニアリングプログラム
JICA研修生の受入れ
東京都市大学大学院では、JICA(独立行政法人 国際協力機構)の留学生事業である長期研修制度にて研修生(正規学生)を受け入れています。JICA研修生の対象者は、各国政府の開発政策の立案・実施を担う行政官や大学・研究機関の職員で、帰国後、自国の発展に寄与することを期待されている人材です。この長期研修制度は、知日派リーダーを育成し、途上国との関係を中長期的に維持・強化することを目的としています。長期研修生受入れ大学である本学は、国際協力のパートナーとしての役割を担っています。
<実績表>
2025年
環境情報学研究科
トンガ王国
SDGs Global Leadership Program
【プログラム目的】SDGs達成に向けた開発協力推進のための行政・公共政策や経済・財政、外交、教育や保健などの社会開発や科学技術分野において各国のリーダーとして、政策決定に貢献する高度人材の育成
ネパール連邦民主共和国(2名)
SDGs Global Leadership Program
【プログラム目的】SDGs達成に向けた開発協力推進のための行政・公共政策や経済・財政、外交、教育や保健などの社会開発や科学技術分野において各国のリーダーとして、政策決定に貢献する高度人材の育成
【プログラム目的】SDGs達成に向けた開発協力推進のための行政・公共政策や経済・財政、外交、教育や保健などの社会開発や科学技術分野において各国のリーダーとして、政策決定に貢献する高度人材の育成
科学技術イノベーション人材育成
【プログラム目的】科学技術イノベーションに資する教育・研究に従事する教員を対象に、教育・研究能力の強化とネットワークの構築をはかることで科学技術イノベーションを推進する人材を育成
【プログラム目的】アフリカの産業人材育成と日本企業のアフリカビジネスを現地でサポートする水先案内人の育成
【プログラム目的】アフリカの産業人材育成と日本企業のアフリカビジネスを現地でサポートする水先案内人の育成
【プログラム目的】SDGs達成に向けた開発協力推進のための行政・公共政策や経済・財政、外交、教育や保健などの社会開発や科学技術分野において各国のリーダーとして、政策決定に貢献する高度人材の育成
海外研究者受け入れ制度「Visiting Associate Researcher」
海外からの様々な形で研究者を受け入れることを目的に、2015年に新しい制度を制定しました。本学の研究活動の促進をはかるため、本学専任教員による研究遂行の補助を行う海外研究者を積極的に受け入れます。
海外学生受け入れ制度
特別研究生
海外研究者受け入れ制度
准研究員(研究補助要員)
研究補助要員とは、本学の専任教員による研究の遂行業務の補助者として従事する者をいう。そのうち学長が特に認めた場合、准研究員(Visiting Associate Researcher)と称する。受入期間は4月1日から翌年の3月31日までの1年以内とし、再任を妨げない。給与は支払わないが、学長が特に必要と認めた場合、謝金を支給することができる。